第5回ロジニケーション・ジャパンカップ

2025年11月2日(日)、「第5回ロジニケーション・ジャパンカップ」を東京都調布市の明星学苑の校舎をお借りして開催いたしました。ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様には深く感謝を申し上げます。


今回の出場者

総勢7校40名の選手の皆さんにご参加いただきました。以下、50音順です。

  • 開成中学校・高等学校
  • 慶應義塾高等学校
  • 佐野高等学校附属中学校
  • 渋谷教育学園幕張高等学校
  • 都立富士高等学校附属中学校
  • 明星学園中学校
  • 明星中学校・高等学校

13名のジャッジの皆さま、その他多数の皆さまのご協力をいただきました。


論題

論題: 日本は学校教員のギグワーク化を推進すべきである。

「ギグワーク」とは、「企業などに直接雇用はされずに、デジタルプラットフォームなどを通じて、単発の仕事を請け負う働き方のことである。 例として、Uber Eats など。

  • ギグワーカーとして「代理教員」が教員の欠勤を補うことを可能とする。
  • 代理教員は、Web サイトやアプリ等のプラットフォームに登録し、これを通して教育委員会・学校・教員など代理教員を必要とする依頼
  • 者とマッチングを行う。
  • 代理教員になることができるのは、教員免許または代理教員免許を持つ者とする。
  • 代理教員免許は、教員免許より少ない履修単位(≒大学、短大、専門学校などで受けなければならない授業の数)で取得可能とする。
  • 代理教員の給与は、授業時間 1 分につき 100 円、授業外の拘束時給 2,000 円、交通費などの特別手当はなしとする。給与の半分は国庫負担金から拠出し、もう半分は公立であれば地方自治体が、私立であれば学校法人が負担する(公立の一般の教員の給与は、3分の2を地方自治体が、3分の1を国が払っている)。
  • 代理教員の採用は、原則として一校あたり月 40 コマを上限にする。

大会結果

今大会は学校などの団体ごとのチームではなく、個人参加の選手の皆さん経験等を勘案したチーム編成(学校や学年、これまでのディベート経験がばらばらになるような編成)を行っています。午前中に選手は論題検討を行い、ジャッジ予定者には講習を実施しました。

今大会では40名の選手の皆さんが5名のチーム8つに分かれて予選を2試合行い、点数上位2チームで決勝を行いました。また、優勝チームの中からベストディベーターを1名選出します。

  • 優勝:bチーム(高2渋幕・高1開成・中3都立富士・中2都立富士・中2明星学園中)
  • 準優勝:hチーム(高2開成・高1慶応・中3都立富士・中1開成・中1都立富士)
  • ベストディベーター:高1開成

大会詳細については、以下のサイトでご覧いただけます。

http://loginication-japan.org/h-convention.html


準備・試合の様子

午前は8チームが8部屋に分かれて準備を行います。どのチームも白熱した議論を繰り広げていました。

午後は4つの部屋に分かれて予選を行い、視聴覚ホールで決勝戦が行われました。

決勝戦は映像でご覧いただけます。


<大会概要> 
主催  NPO法人ロジニケーション・ジャパン
協力  明星学苑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です